2014年11月6日木曜日

ミラクルムーン

11月5日は「後の十三夜」でした。皆さんは観月されましたか?

校長先生のアンテナコーナーをきっかけに今年は皆既月食も観測できました。夜空に大注目の年なのかもしれません。

今年は171年ぶりに「うるう9月」が挿入され、2度目の十三夜がありました。名月が3回あるミラクルな年です。






171年前は江戸時代の天保14年です。天保といえば、大塩平八郎の乱、天保の大飢饉、天保の改革を連想する方も多いと思います。江戸幕府老中の水野忠邦さんも観月されていたことでしょう。

次回のミラクルムーンは95年後の2109年だそうです。

今年2度目の「十三夜」と聞くと、小学生の皆さんには「あれ?」「なんでだろう?」と思う話です。月の満ち欠けを元にした太陰暦(旧暦)は1年で11日ずれてしまいます。そこで、3年に1度、ひと月を加えて季節がずれないように補正するのです。それが「うるう月」です。うるう月の挿入は何年毎の毎何月の後、、、という様には決まってはいません。(次回は2017年「うるう5月」があります。)


子供達には、自分の身近なところから、「?」と「!」を感じて取って、いろいろな事を経験し学んで欲しいと思います。